
ガラスのバッチ間のばらつきに悩まされるのはやめましょう。
自分が使っている装置と戦っているような気分になったことはありませんか?あるバッチをアニーリング工程に通すと、問題なく仕上がります。しかし次のバッチでは、内部応力が発生したり、単純に割れてしまったりします。本当にイライラしますよね。
多くの場合、原因はコンベヤー上の「低温部分」です。これは、加熱ランプが完全に同一ではないために起こります。あるランプは他のランプよりも少し多くの熱を放出しており、そのわずかな差が積み重なってしまいます。結果として、ガラスが工程の最後まで到達する頃には、温度が均一でない状態になり、スクラップがたくさんできてしまいます。
鍵は、一貫性です。
ほとんどの工場では、一般的なIRランプを使用しています。しかし私たちは少し違った方法を採用しています。つまり、放射熱出力の許容範囲を厳格に管理するのです。
例えば、あるランプが2000Wの熱を発し、隣のランプが2150Wの熱を発すると、ガラスの表面の温度は常に変動してしまいます。私たちは、石英管全体にわたって均一な熱が得られるようにしています。そうすれば、ガラスがコンベヤー上のどこにあっても、同じ温度になります。
ギアについても触れておきます。
私たちは短波長のIRランプを使用しています。なぜかというと、短波長の方がガラスの内部までしっかりと熱を伝えられるからです。長波長のランプよりも、コアの温度を素早く上げることができます。通常、これらのランプは高電圧回路に接続されており、電流が低く抑えられるため、太くて邪魔になるケーブルを使う必要がありません。
ただし、注意が必要です。大量のエネルギーを狭い空間に集中させると、ランプの先端が非常に高温になります。**換気には十分注意してください。**冷却ファンが故障したり、ほこりが空気の流れを妨げたりすると、ランプの先端が壊れてしまいます。適切に換気を行わないと、予想以上に早くランプを交換しなければならなくなります。
実際の効果としては…
最も良い点は、もう5分ごとにPIDの調整を繰り返す必要がなくなることです。新しいバッチごとに「最適な設定を探す」という作業も不要になります。
熱源が一定であれば、工程のタイムも安定します。全体的に均一な屈折率が得られ、工程終了時に出来上がるガラスが本来望む通りの品質になります。